除湿機は部屋の湿気を取り除き、ジメジメと感じる部屋の中を過ごしやすくする働きがあります。
また、除湿機は、
- 梅雨の時期の湿気
- 冬の窓の結露防止
- 洗濯物の部屋干し
などでも使える年中使えるアイテムです。
除湿機の置き場所でその効果が違ってくるというので、最大限の効果を発揮できる場所に置きたいですよね。
この記事では、除湿機を置く場所や部屋干しする時のコツ、結露に効果的な置き方、除湿機が水漏れする原因や対処方法などご紹介します。
除湿機を置く場所はここが最適!
除湿機を使う目的は、湿気などを取り除くためですが、コンパクトな除湿機よりは大きい除湿機の方が除湿量も多くなります。
除湿機は割と大きいので場所をとるし、部屋のどこに置くか悩むところですよね。
除湿機を置く場所によってその効果が違ってきますのでご紹介します。
部屋全体を除湿したい場合の置き場所
除湿機の多くは吸気口と排気口が別の場所に付いています。
除湿機の吸気口と排気口が壁などで塞がれてしまうと、効果が発揮できませんので、壁から離して置くのが基本。
そして、部屋全体を除湿したい場合は、部屋のどの位置からも距離が最短になる部屋の中央に置くと効率よく湿気をとることができます。
部屋の一部を除湿したい場合の置き場所
除湿機で部屋の一部を除湿したいというと、結露で湿った窓際や洗濯物の部屋干しをする場所を指す事が多いと思います。
除湿したい場所の近くに除湿機を置くのが一番効果的な場所なんです。
でも、除湿機がカーテンや壁、洗濯物に近すぎると火災などの事故や故障などトラブルの原因となる可能性がありますので気を付けましょう。
除湿したい場所から30~40cmは離して除湿機を置くようにしてください。
また、湿気は重力にしたがって低い位置にたまりやすくなっていますので、除湿機は低い場所に置いて使用すると効率よく除湿ができます。
除湿機を部屋干しに使う時のコツは?
除湿機を部屋干しに使うひとが最近増えてきて、いろんな種類の除湿機が発売されています。
除湿機を部屋干しに使って効率よく洗濯物を乾かしたいですよね。
一般的に洗濯物を部屋干しすると、乾くまでに7時間以上かかります。
そして、部屋干しによくある生乾きの嫌~なにおいは、洗濯物を干し始めて5時間ほど経つと発生すると言われています。
ということは、洗濯物が部屋干しで5時間以内に乾かすことができれば、生乾きのにおいはしなくなるということですよね。
そこで、除湿機を洗濯物の真下において乾かせば、なんと2時間ほどで乾くんですよ!
除湿機で部屋干しする際のコツは洗濯物の真下に除湿機を置くこと。
ただし、火災などのトラブル防止のために、除湿機と洗濯物を最低でも30cm離した方が安心です。
また、除湿機にはサーキュレーター付きのものもありますし、扇風機の風を当てることでさらに効率アップ。
除湿機の種類によっては、部屋干しに最適な機種がありますので、機能をチェックしてみてくださいね。
除湿機の部屋干しでさらに早く乾かしたい時は?
除湿機で部屋干しする際にとにかく早く洗濯物を乾かしたい、というせっかちな人には、狭くて締めきれる部屋で部屋干しすることをおすすめします。
また、部屋の窓を開けたり、換気扇を回したりすると除湿機から排出される乾いた空気が外へ逃げてしまうので、部屋の換気はNGです。
除湿機は窓際に置くと冬の結露に効果的?
窓の結露は室内の水蒸気が外の外気に冷やされた窓に触れることで、冷やされて水に戻るために起こります。
結露はリビングや寝室など人がいる空間で起こりやすく、冬は暖房器具を使ったり加湿器を使っている場合もあります。
ですので、冬は窓際に結露ができやすいんですね。
そして、窓の結露を防ぐ為には、室内の水蒸気を減らす(湿度を下げる)か窓を温めるしか方法はありません。
もし、部屋にいる間にすでに結露が起きているなら、加湿のし過ぎなんです。
また、湿度の目安は45~50%程度がおすすめです。
除湿機を窓際に置いて窓にむけて除湿するのは効果がないわけではないですが、暖房を切って部屋を出る時に除湿機に切り替える方が有効ですよ。
除湿機の水漏れの原因や対処法は?
除湿機の水漏れが起こる時があります。
そんな時、もしかすると、除湿機はもう寿命なのかもしれない・・・と思うかもしれません。
除湿機から水漏れする原因は大体ホコリ詰まりなんです。
空気中も湿気が集められて除湿機の水受けボックスまで流れる経路にホコリなどのゴミが詰まるのです。
こまめにフィルターの掃除をしていても、隙間からホコリが本体に入り込んで詰まってきて水が漏れます。
ですので、除湿機を分解して汚れている部分を徹底的にお掃除も自宅で可能ですが、
フィルター以外の掃除は大変なので、定期的に専門の人にメンテナンスしてもらうと除湿機も長持ちしますね。
定期的に除湿機を掃除しておくと除湿機能も落ちにくいですし、カビ臭さなども解決するので快適に除湿ができます。
↓ハウスクリーニングのプロに苦手な部分のお掃除だけお願いするのもアリですよね♪
空いた時間を自由に活用しちゃいましょう!
除湿機は置く場所や方法によって使い方はいろいろ! -まとめ-
除湿機はどこを除湿したいかによって置く場所を変えて使用すると効果的に除湿ができます。
お部屋全体を除湿したい場合は、部屋の真ん中が除湿機の置き場所となり、窓際や洗濯物を乾かしたい時はその場所の近くに除湿機を置くと効率的に除湿できます。
そして、除湿機を部屋干しで使う時は、洗濯物の真下に除湿機を置くと2時間で乾いてしまうというデータがあります。
洗濯物を部屋干ししたときの生乾きのにおいは乾燥が始まってから5時間経つと発生するので、5時間以内に乾かすとにおいが発生しないということです。
除湿機を部屋干しに活用すると、効率よく手早く洗濯物が乾きますね。
さらに部屋干しの仕上がりを早くしたい場合は、狭い部屋で換気をしないようにすればさらに時短となります。
また、冬の結露にも除湿機を窓際に置くと多少は効果ありますが、部屋を出るときに除湿機に切り替えるだけでも結露を防ぐことができます。
除湿機の寿命は大体5~10年と使い方などによって寿命の幅があります。
除湿機のフィルター掃除や専門家によるメンテナンスなどを定期的に取り入れると除湿機が長持ちして大切に使うことができます。
除湿機の掃除をすると、除湿機能もよみがえりますので大切に使ってくださいね。
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