何年か前からバターの品薄状態が時々あり、思うようにバターが手に入らない時がありますよね。
しかもバターがスーパーにあったとしても以前より値上がりしててなかなか高い。
お料理やお菓子作りにバターを使いたいけどバターの代用品はヨーグルトなど結構あります。
この記事では、バターの代用としてヨーグルトやアボカドが使えることや、マーガリンやオリーブオイルの使い方、なぜバターが不足しているのかをご紹介します。
バターの代用はヨーグルトが使える!お菓子作りにおすすめ!
まず、バター代用として挙げられるのはヨーグルト。
ヨーグルトは牛乳が原料なので脂質は含まれていますが、バターのような油分は入っていません。
なので、ソテーやムニエルなど油分として使う場合は向きませんね。
バターの代用としてヨーグルトを使う場合はお菓子作りが一番向いています。
バターの代用にヨーグルトを使うとカロリーを抑えられてヘルシーなお菓子になりますよ。
ヨーグルトをバターの代用で使う場合の量は、バターよりも多めに使うとうまく作ることができます。
ただ、ヨーグルトもバターを同じ牛乳からできているとはいっても、風味が全然違いますし仕上がりも違ってきます。
ヨーグルトは水分量が多いので水切りヨーグルトにしてみたり、油分を補うためにサラダ油を少し足すなどの方法を試してみてもいいですよ!
ちなみに、バターの代用としてマヨネーズも挙げられています。
お料理で炒め物であれば油の代わりにマヨネーズは聞いたことありますが、バターの代用でマヨネーズを使ってクッキーを作る人もいるそう!
マヨネーズには油と卵と酢が入っているので、合わないことはないと思いますー。
また、バターの代用でヨーグルトやマヨネーズを使うとしても、どちらにもバターの風味はありません。
作るものによっては、仕上がりはバターの風味がなく物足りなく思うかもしれませんので・・・。
バターの代用としてアボガドもお菓子作りに使える!
バターの代用としてアボカドも挙がっています。
森のバターと言われるアボカドですが、バターの代わりができるとは驚き。
ただし、アボカドがバターの代用となれるのはお菓子作りのみです。
また、パスタのソースならバターの代用アボカドでもいけますね!
バターの代用でアボカドを使う場合は、バターと同じ分量を使います。
ただし、アボカドはバターよりも焦げやすいのでオーブンで焼く場合はいつもの設定温度より25度くらい温度を下げてくださいね。
ちなみに、アボカドのカロリーは100gあたり約187kcalでバターのカロリーは100gあたり745kcalと全く違いますので、
バターと同量のアボカドで作ったお菓子はかなりヘルシーです。
バターの代わりはマーガリンやオリーブオイルが定番!
バターの代わりといえばまずマーガリンが出てきますよね。
バターの代用でマーガリンを使う場合はバターと同量でいいですし、ヨーグルトやアボカドと違ってお料理やお菓子作りと万能に対応できるので便利ですね。
バターは牛乳が原料の動物性の油脂に対し、マーガリンは油から作られ固めたものなので、バターのような風味はありません。
そして、マーガリンにはトランス脂肪酸が含まれていて食べ過ぎは良くないと言われているので注意です。
バターの独特な風味はバターにしかなくて、マーガリンではもの足りない、そんな人もいるでしょうね。
そこで、コンパウンドマーガリンというバターも添加しているマーガリンがあります。
バターの風味も感じられて、さらにバターよりも値段が安いとなれば使わない手はないですよね!
ところで、バターの代用としてオリーブオイルもありますがどうでしょうか。
オリーブオイルにもバターの風味はないので、バターの風味重視の料理やお菓子には向いていないかもしれません。
でも、オリーブオイルにはオレイン酸が含まれているので悪玉コレステロールを減らす効果がありますし、バターよりもヘルシーなので上手に使えばヘルシーなお料理ができます。
バターの代用としてオリーブオイルを使う場合はバターの分量の1/3~半分くらいに減らして使用してください。
バター不足はなぜ起こる?
2020年は新型コロナの栄養で学校給食が中止になりたくさんの牛乳が余っているのに、なぜバターは品薄なのかと気になります。
日本ではバターの9割が国産品で、家庭用のバターはほぼ国産、業務用の冷凍バターが輸入で1割を占めています。
そして、日本国内では生乳を原料にして牛乳や乳製品を製造するのですが、乳製品には
バター
ヨーグルト
チーズ
脱脂粉乳
などがあります。
バターの生産量は生乳の生産量だけでなく、牛乳や他の乳製品の需要によっても左右されているんです。
しかも、スーパーで売られているバターはアルミ紙で包んだ上に箱詰めしているので、業務用バターよりも製造に手間がかかります。
ですので、バターが品薄だからといってすぐに増産、とはいかないそうです。
緊急事態宣言が全国に出されてからはおうち時間が増え、家庭でお菓子やパン作りをする人が増えたため、小麦粉やお好み焼き粉、バターまでも品薄となりました。
さらに、バターが品薄になっているとニュースになると、それを不安に思った人が買い占める事態も。
ちなみに、バターは乳製品の中でも保存期間が長いので消費期限の短い牛乳や生クリームに比べると優先順位が下位になるそうで、
生乳が余った時期に多く製造される食品とのことです。
生乳は冬から春先にかけて生産が増えて、夏場は牛が疲れやすいので生産が減ります。
だけど、夏場は冷たい牛乳が需要がありバターの生産に回せる生乳が少ないということですね。
バターの代用は他にもいろいろある! -まとめ-
バターがないときの代用はマーガリン以外にも、
- ヨーグルト
- アボカド
- オリーブオイル
- マヨネーズ
など作るものによって使い分けすれば、バターがなくても何でも作れそうです。
ただし、バターの代用品にはバターの風味は全くないので、ちょっと物足りないと感じるかもしれません。
そして、今回ご紹介した以外にもバターの代用として、
ココナッツオイル
ラード
ショートニング
なども使え、お料理によって使い分けるといいですねー。
このメニューにはヨーグルトが合う・・などいろいろ試してみても楽しいですよね。
また、少しでもバターがあれば代用とバターをミックスすればバターの風味もありつつヘルシーに仕上がっていいかもー。
是非お試しくださいね!
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