焼き魚やお鍋などの薬味はもちろん、和風ハンバーグやサラダのドレッシング、蕎麦など、和食には欠かせない存在の大根おろし。
その大根おろしを作る時に出る汁は、捨てた方がいいのか、飲んだ方がいいのか、迷いますよね。
余った汁、何かに使えないかな〜?なんて思ったり・・・
でも、そのまま飲むのはちょっと・・・
そもそも大根おろしの汁を飲むのは体にいいのかも、気になりますよね。
この記事では大根おろしの汁は飲んだ方がいいのか、大根おろしの汁の栄養素や効能、その活用方法などについてご紹介します。
大根おろしの汁は飲む方がいい?
大根おろしの汁を飲むのは体にいいのでしょうか・・・。
答えはズバリ、YESです!!
大根おろしの汁には沢山の栄養素が含まれています。
・アミラーゼ(デンプンを分解作用のある酵素)
・プロテアーゼ(タンパク質分解作用のある酵素)
・オキシターゼ(発ガン性物質の分解作用のある酵素)
・リパーゼ(脂肪分解作用のある酵素)
・ミロシナーゼ(血行促進、抗酸化作用のある酵素)
・ビタミンC
・ミネラル
など。
大根おろしに含まれている栄養素が汁にも沢山含まれていました。
これはもう、大根おろしの汁は飲むしかないですね。
大根おろしの汁は捨ててしまうのはもったいないです。
しかも、大根おろしに含まれる酵素やビタミンCは熱に非常に弱いので、生で大根おろしとその汁を飲むのがおすすめ。
ただ、消化酵素は胃腸の働きを助ける役割をするので、空腹時などに飲んでしまうと逆に胃への刺激が強くなってしまいますのでその点注意が必要です。
大根おろしの汁は便秘に効果がある?
大根おろしの汁には栄養がたっぷり含まれていることがわかったけど、
大根おろしの汁は便秘に効果があるの?
答えはもちろん、YESです!
大根おろしの消化酵素たちの働きによって、胃腸の働きが良くなり、便秘も解消されます。
また、大根をおろした時にイソチオシアネートという辛味成分が出ます。
このイソチオシアネートには胃の消化を促す作用や、解毒作用、代謝促進作用がありますので、
毎日のお通じにも作用してくれます。
大根おろしの汁でデトックスして、これでお腹もスッキリ!ですね。
大根おろしの汁は喉にいいという話は本当?
さらに、大根の辛味成分のイソチオシアネートは、抗菌作用もあります。
大根おろしの汁を飲むと喉にピリリと刺激がありますよね。
この刺激こそがイソチオシアネートの正体、喉に効いている証拠です。
大根おろしの汁は喉にいいという話は、本当です!
また、大根の絞り汁に含まれるビタミンCは免疫力を高める効果があり、風邪予防にもいいと言われています。
さらにこのビタミンCは、体内でコラーゲンを合成する時になくてはならない存在なのです。
コラーゲンは体の器官を強くする作用があるため、喉の働きも良くしてくれることも期待できます。
大根おろしの汁は味噌汁につかうといい!
大根おろしの汁の飲むといいのはわかったものの、どうやって飲む・・・?
そのまま飲むのはちょっとおいしくないし、何かいい方法はないでしょうか。
大根おろしの汁の活用方法は実は結構沢山あります。
お湯で割ってはちみつを入れて飲んだり、りんごジュースなどに混ぜたり、お肉を焼く前に大根おろしの汁に漬けたり・・・
でも、その中でも特におすすめしたいのが、大根おろしの汁を味噌汁に入れるという活用方法。
大根おろしの汁を味噌汁に入れることによって、味噌汁が甘くなると話題です。
いつもの味噌汁が甘くまろやかな味わいに変身・・・
これは、一度試してみたくなりますよね!
また、大根おろしごと入れてもみぞれ味噌汁のようになって美味しいです。
熱を加えてしまうので、熱に弱い栄養素の方は期待できないかもしれませんが・・・加熱した味噌汁の中に加えてさっと食べるといいかもしれません。
ぜひ試してみてくださいね!
大根おろしの汁は捨てずに活用しよう! -まとめ-
大根おろしの汁は捨てたら超もったいない!ということがわかりました。
豊富な酵素やビタミンC、大根をおろすことによって発生する辛味成分など、大根おろしの汁には魅力が沢山詰まっていますね。
大根のおいしい季節、寒い冬。
健康維持のためにも大根おろしを沢山作って、そのエキスが沢山詰まった汁も余すことなく活用して、寒い冬を乗り切りたいですね。
◆大根おろしが余ったら冷凍するのもいいですよ・・・こちらの記事も参考にどうぞ。
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