乾燥きくらげは長期保存ができるので家庭での料理にも取り入れやすい食材です。
とはいえあまり使ったことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「加熱しないで使っても大丈夫か」「正しい下処理方法は?」など、悩むことも出てきますよね。
乾燥きくらげはいろいろな料理に使えて便利な食材!
この記事では、乾燥きくらげは加熱しないでも大丈夫か、正しい下処理方法、美味しい食べ方、賞味期限切れについてご紹介します。
乾燥きくらげは加熱しないでそのまま使って大丈夫?
乾燥きくらげを今まで使ったことがないと、どう扱ったらいいのか迷ってしまうと思います。
「乾燥きくらげは加熱しないで使っても大丈夫なの?」
という疑問も浮かびますよね。
乾燥きくらげは加熱しないでそのまま使って大丈夫ではありません。
乾燥きくらげは必ず加熱をして使うようにしてください。
そもそも、キノコ類は生食できるものはかなり限られていて、きくらげは生食できません。
乾燥きくらげは生のきくらげを加熱処理しないでそのまま乾燥させているものが多く、水に戻しただけでは食中毒やアレルギー症状が出る恐れがあります。
ただし、乾燥きくらげの製品によっては加熱不要のものがある場合があります。
その場合は乾燥きくらげを水戻し後の加熱は不要、との記載があると思われますのでパッケージの注意書きなどをチェックしてみてください。
乾燥きくらげの正しい下処理方法は?
乾燥きくらげの正しい下処理方法についてご説明します!
乾燥きくらげは水戻しと加熱が必要です。
軽く洗って容器に入れ、きくらげが浸かるくらいの水を入れて冷蔵庫で6時間ほど置きます。
使いたい日の前の夜に水に浸けて、一晩置いておくとラクですよ。
戻したきくらげは、そのまま加熱調理して使います。
また、乾燥きくらげはめんどくさい水戻しするのを忘れてしまった、時間がない、という場合。
乾燥きくらげをぬるま湯で15~30分かけて戻してください。
熱いお湯で戻すと、きくらげの固さにムラが出たり栄養素が抜けたりしてしまうので、必ず水かぬるま湯で戻すようにしましょう。
乾燥きくらげを水戻し後が茹でたり、炒めたりして加熱することをお忘れなく。
乾燥きくらげの美味しい食べ方5選!
きくらげは中華料理やちゃんぽんで食べることが多いですよね。
さらに、乾燥きくらげを買っても食べ方がわからず、なかなか使い切れないなんてこともよくあります。
「乾燥きくらげを他にどうやって使うの?」と思うかもしれませんが、乾燥きくらげはいろいろな料理に使うことができるんです。
乾燥きくらげの美味しい食べ方をご紹介します!
佃煮
乾燥きくらげは、甘辛く炒めた佃煮にもぴったりでごはんがすすみます。
冷たく冷やしても美味しいですよ!
炒め物
卵と一緒に中華炒めにするととても美味しいです。
きくらげのコリコリした食感と、ふわふわの卵の組み合わせが絶妙!
豚肉や野菜と一緒に炒めるのもおすすめです!
酢の物
きゅうりと和えてさっぱりとした酢の物に。
コリコリとしたきくらげの食感がアクセントになりますね。
たこやトマトと合わせても美味しくいただけます。
スープ
ニラと卵のスープや、春雨スープにきくらげをプラスしましょう。
戻したきくらげをそのままスープに入れてちょっと火にかけるだけ。
きくらげの食感で食べ応えもアップします!
サラダ
春雨サラダに入れるのはもちろん、鶏の胸肉と合わせたりしても美味しいサラダになります。
ドレッシングは中華、ゴマなどいろいろ楽しめそうですね。
乾燥きくらげはコリコリした独特の食感がクセになります。
きくらげ自体に味はほとんどないので、どんな料理にも取り入れやすいです。
乾燥きくらげをいろいろな料理に活用して美味しい食べ方を見つけてくださいね。
きくらげは水で戻すとかなり大きくなるし、好きな大きさにカットできるのがいいですね!
スライスきくらげは戻すだけで済むので本当に便利♪使ったらその手軽さにやみつき!
乾燥きくらげの賞味期限切れは食べても大丈夫?
乾燥きくらげが賞味期限切れだった場合、食べても大丈夫なのか気になります。
乾燥きくらげのような「乾物」は開封していなければ賞味期限から1、2年くらいは大丈夫といわれています。
人によって違うと思いますが、私としては2年も経っているのはちょっと躊躇するかもしれないです。
数か月くらいなら大丈夫かな、と思います。
こればかりは自分の感覚に頼るしかないところでもありますね。
どうしても気になる!という方は、無理に食べずに処分しましょう。
期限が切れたからといってすぐに食べられなくなるわけではありませんが、あくまで未開封の場合です。
開封したあとは早めに食べるようにしてくださいね!
ちなみに、消費期限と賞味期限の違いについてはご存じの方も多いかもしれませんが、おさらいしておきます。
消費期限は「安全に食べられる期間」で、賞味期限は「美味しく食べられる期間」です。
農林水産省によると、賞味期限は「未開封で保存方法を守っていた場合、品質が変わらず美味しく食べられる期間」とされています。
そのため「いつまでなら大丈夫」という明確な基準はありません。
乾燥きくらげはお料理の主役でも脇役でも使える! -まとめ-
きくらげには食物繊維やビタミンD、鉄分などの栄養がたっぷり詰まっています。
生のきくらげの旬は6月~9月ですが、乾燥きくらげなら1年中手に入るので普段の食事にも取り入れやすいですね。
お料理の主役でも脇役でも使える万能食材の乾燥きくらげ。
毎日の食事で美味しく食べてくださいね!
生きくらげってスーパーでもあまり見かけないので珍しいものとして贈り物にも♪
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