テレビやSNSで取り上げられた発酵あんこは栄養価が高く健康志向の方に人気が。
webサイトやYouTubeなどでもたくさんの発酵あんこのレシピがアップされています。
いくつかレシピを見ると発酵あんこは炊飯器を使って作るものが多い印象で、なかには炊飯器なしで作れないかな?という方もいますよね。
この記事では、発酵あんこを炊飯器なしで作る方法や、水っぽくなったり甘くない時の原因や保存方法についてご紹介します。
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発酵あんこを炊飯器なしで作る方法3選!
発酵あんこは炊飯器でしか作れないわけではありません!
発酵あんこを炊飯器なしで作る方法を3つご紹介しますね。
小豆を茹でる工程はどれも共通なので、お家にあるものを使ってチャレンジしてみてください!
材料(作りやすい分量)
小豆 100g
米麹 100g
水 300ml
- 鍋に小豆と小豆がひたひたになる程度のお水(分量外)を入れて沸騰させる。
- 沸騰したら弱火で5分ほど煮込み、ザルにあげて水気を切りましょう。
- 小豆を鍋に戻したら水を入れ、1時間煮込みます。水が少なくなって焦げそうになったら少しだけお水を足してくださいね。
- 箸で簡単に潰せるくらいに小豆が柔らかくなったら60℃以下まで冷まして、米麹と混ぜます。
温度が高すぎると発酵しないので注意ですよ。
ヨーグルトメーカーの場合
発酵あんこをヨーグルトメーカーで作るのが1番お手軽でおすすめ!
米麹と混ぜた小豆をヨーグルトメーカーの専用容器に入れ、8時間ほど保温してください。
消毒済みのスプーンで2時間ごとにかき混ぜてあげると発酵の手助けになりますよ。
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魔法瓶の場合
魔法瓶があれば発酵あんこが作れるなんてうれしいですね。
米麹と混ぜた小豆を魔法瓶に入れ、8時間ほど保温してください。
消毒済みのスプーンで2時間ごとにかき混ぜて発酵の手助けをしつつ、温度が60℃近くキープできているかチェックを。
温度が下がっていれば鍋で温め直してくださいね。
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土鍋
発酵あんこを作るのに土鍋も使えるとはありがたい!
米麹と混ぜた小豆を土鍋に入れ、分厚い布(バスタオルや毛布など)でくるみ8時間ほど保温してください。
魔法瓶同様に発酵の手助けと温度チェックを忘れずに、土鍋だと温め直すのも楽ですね。
発酵あんこが水っぽいのは失敗?
発酵あんこがなんだか水っぽいかな?
そんなときはゆで小豆を作った時の水分量が多いから。
差し水を多くしすぎてしまったら、米麹を混ぜる前に煮詰めて少しどろっとなるまで水分量の調節をしてくださいね。
また、発酵あんこが水っぽいからと言って食べられないわけでもないですよ。
どうしても気になるようならコーヒーに入れてあんコーヒーにしたり、生クリームを混ぜて凍らせてアイスにしてアレンジしちゃいましょう!
発酵あんこが甘くないのはなぜ?
砂糖を入れない発酵あんこが甘いのは、麹菌に含まれる酵素が小豆のでんぷんを分解して糖を作るから。
ということは、発酵あんこが甘くないのはその麹菌がうまく働かなかった可能性があります。
麹菌は60℃くらいの温度で一番働いてくれるので、温度キープに注意しましょう。
また、水っぽくしたくないからと水分を少なくしすぎても発酵がうまくできません。
適度な温度と水分量が大事なんですね。
それでも発酵あんこが甘くない時は、発酵時間が足りないかもしれません。
8時間〜10時間ほどは様子を見てあげてくださいね。
◆発酵あんこのカロリーは?・・・こちらの記事もよかったら参考にどうぞ♪
発酵あんこの最適な保存方法は?
せっかく手作りした発酵あんこを長く美味しく楽しみたいですよね。
発酵あんこはその名の通り、発酵食品なので常温での保存はNG。
発酵と腐敗は過程が同じなので、失敗するとすぐに腐ってしまいます。
また、保存容器は煮沸などして消毒しておきましょう。
そして、発酵あんこの保存方法はすぐに食べ切るのなら冷蔵保存で問題ありません。
ただし、発酵あんこの冷蔵保存の限度は2週間ほど。
小分けにして凍らせてしまえば1ヶ月は持ちますし、発酵あんこをたくさん作ったなら冷凍保存がおすすめです。
そのままアイスとしておやつにしても美味しいですよ。
発酵あんこは砂糖不使用の体に優しい食べ物! -まとめ-
発酵あんこは炊飯器じゃないと作れないわけではありません。
自宅に炊飯器がなくても発酵あんこ作りにチャレンジできます。
適度な温度と水分、たっぷりの時間をかけてゆっくりあんこが甘くなるのを待ちましょう。
発酵あんこはビタミン・食物繊維が豊富で便通改善効果や代謝アップ効果がある夢のような甘味です。
食べ過ぎは禁物ですが、砂糖不使用だからこその麹菌が作り出した優しい甘さをぜひ味わってみてくださいね。
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