もち米の中にたくさんの小豆が入った赤飯は好きな人も多いですよね。
赤飯をたくさん作ったけど冷蔵庫にいれると固くなってしまうので常温に置いておいた方がいいというのは知られていますが、日持ちがどれくらいかわからない・・・。
この記事では、赤飯の日持ちは常温で何日なのか、冷凍保存の期間や美味しい解凍方法、もち米の割合についてご紹介します。
↓栗ご飯を保温で置くにはどのくらいの時間が限界なのか気になる・・・こちらの記事もご覧ください。
赤飯の日持ちは常温で2日!
赤飯はお米にもち米を加えて小豆と一緒に炊きますが、もち米の量が多いほどもちっとして美味しいという人も多いですね。
出来立ての赤飯はモチモチとしてとても美味しいですが、時間が経つにつれて水分がなくなり固くなってしまうのが特徴。
もち米が入っている分赤飯は時間が経つと固くなったりパサパサしてしまうので、赤飯はもともと冷蔵庫保存には向いていない料理なんです。
だから、赤飯は常温保存の方が適しています。
ただし、赤飯の日持ちは常温だと1~2日。
特に夏場に赤飯を作ったときは、腐敗による食中毒の危険性があるので、できるだけ赤飯を作った当日か遅くても翌日には食べ切るのが安全です。
でも、どうしても冷蔵保存をする場合は赤飯が乾かないようにタッパーなどの密閉容器に入れる事、食べる時には蒸し器などで蒸し直すと美味しく食べることができます。
また、赤飯の日持ちは冷蔵保存でも2日が目安で、電子レンジで温める場合はそのまま温めるとパサパサになって美味しくないです。
赤飯を電子レンジで温める場合は赤飯を皿に広げて少し水をふりかけてからラップして温めてください。
赤飯は冷凍保存できる期間はどれくらい?
赤飯は冷蔵保存より断然冷凍保存の方が向いています。
赤飯を冷凍保存すると最低でも1ヶ月は日持ちしますし、状態によっては2ヶ月~6ヶ月も日持ちするんですよ。
赤飯をすぐに冷凍保存する方が常温保存や冷蔵庫保存よりも美味しく食べることができるので、いいとこづくめですね。
また、赤飯の冷凍保存する方法は、冷凍保存ができるタッパーに入れるか、赤飯を小分けにしてラップに包んで、ジッパー付きの袋に入れて冷凍庫へいれるだけです!
赤飯の冷凍保存で注意してほしいのは、赤飯がある程度冷めてから冷凍すること。
そして、ラップに赤飯を包むときは温かいうちに、更にラップを二重にするとより水分が逃げにくく温め直したときにふっくらとなります。
さらに、ラップをふんわりとかければ、全体にムラなく熱が伝わり、赤飯を温め直したときに美味しくたべることに繋がりますよー。
↓冷凍ごはんの容器があればラップ不要でゴミも出ないし、簡単に保存できるのでおすすめです。
赤飯の冷凍したものを美味しく解凍する方法!
赤飯をいつでも美味しく食べたいと思うなら冷凍保存するのがおすすめでその方法をご紹介しました。
そして、赤飯を冷凍保存して解凍する方法も美味しく食べるには大変重要ですね。
赤飯を冷凍したものを美味しく食べるには、
ある程度自然解凍→蒸し器やせいろで蒸し直すと作りたてのように美味しく食べる事ができます。
とはいっても、蒸し器を出すのが面倒、という人は赤飯の冷凍したものであればラップをして電子レンジで温めてもパサパサすることなく十分美味しいです。
赤飯の冷凍保存したものを電子レンジで温める時は、少し長めの時間に設定して熱々の状態でラップにくるんだままで少し時間をおいて蒸らすとより美味しくなりますよ。
ちなみに、赤飯で常温保存や冷蔵庫保存したものを電子レンジで温める時は、小さじ1程度の水か料理酒を振りかけてから温めてみてくださいね。
↓見た目の色合いが可愛いし、レンジ解凍してもふっくら仕上がる容器も!
赤飯のもち米の割合はどれくらいがいい?
赤飯を手作りする場合悩むところはもち米の割合とうるち米を混ぜるのか、と蒸し器か炊飯器か、という問題。
本来の赤飯はもち米100%で蒸し器で作ったものですが、家庭によって作り方が様々なのが現状です。
いろいろ試してみて家庭の赤飯の味を決めていくのがおすすめですね。
もち米のみ・・・粘りが強く、コシがある。
もち米とうるち米を同量・・・粘りは控えめで具だくさんのおこわに合う
もち米2うるち米1・・・粘り気を少しひかえたおこわ(赤飯に合う)
赤飯のもち米の割合は、大体上記の3分類にわかれました。
意外にも赤飯をもち米100%で作る家庭が多くて、もち米2:うるち米1の割合の家庭が多かったです。
と、いうことはもち米の割合はうるち米より多くしてもちもち感が好きな人が多いということですね。
また、赤飯をもち米100%にするとくっついて見た目が少し良くないということで、うるち米を混ぜたり、
赤飯はもち米100%だと重いという人もいました。
あとは、蒸し器を使う場合はもち米100%で、炊飯器の場合はうるち米を混ぜる、との情報もありますよ。
赤飯はお祝い事の定番!冷凍保存を活用! -まとめ-
赤飯は冷蔵保存には向かないので、たくさん作っても当日中か、遅くても翌日中には食べてしまわないといけないのはツライですよね。
赤飯に使うもち米などに含まれるでんぷんは0~3℃の温度帯で最も劣化するといわれていて、この温度帯は冷蔵庫内の温度と同じなんです。
かといって、赤飯を常温保存すると日持ちは2日程度となると、赤飯は冷凍保存するのがおすすめです。
赤飯を冷凍保存すると最低でも1ヶ月日持ちしますので、たくさん作った赤飯を冷凍保存しておいて美味しく食べましょう!
また、赤飯を冷凍保存したものを美味しく食べるには解凍も重要で、ひと手間かけて蒸し器で温め直せば出来立ての状態に戻っておすすめです。
ちなみに、赤飯を盛り付ける時によく見かける「南天の葉」。
南天(なんてん)の名前が難を転ずる、という意味に繋がることから、縁起が良いものとして使われるようになりました。
また、南天の葉にはナンジニンという成分が含まれていて、腐敗を抑制するという効果があるそうです。
ちゃんと、赤飯に南天の葉が使われる意味があるんですね。
赤飯のもち米の割合はお好みでご家庭の味を探してみてくださいね。
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